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レビュー対象=海外旅行
ひでシス=マルクスと状態変化(人間が物に変化して食べられたりすること)が好き。コスパ厨の男根妄執者。プログラミングのできる農経院生。hidesys.net/
レビュー対象=海外旅行
ひでシス=マルクスと状態変化(人間が物に変化して食べられたりすること)が好き。コスパ厨の男根妄執者。プログラミングのできる農経院生。hidesys.net/
ひでシスは、写真の中で白い帽子をかぶらせられている人です。
はじめまして。ひでシスといいます。
ぼくは中高の修学旅行で海外へ行ったことに始まり、大学在学中も長期休暇にはほとんど必ずバックパック旅行をしてきました。今まで26ヶ国に行ったことがあります。なかでも、沿ドニエストル・モルドバ共和国はウクライナ情勢が不安定なので今はもう行けないかもしれません。中国は好きでよく行っていて、上海地下鉄2号線のコンプレッサー音は口ずさめるほどです。またアメリカでは2週間、マレーシアでは3週間のホームステイをしました。そして現在、インドネシアで1年間の留学を行っています。
海外旅行は様々に発見できるものがあります。そして工夫をすると実はあまりお金が掛かりません。なので海外旅行をオススメします。
私が世界をどのように捉えているかを自省できる
思考は言語に規定されるといいます。現実はそんなにあやふやなものではないので、思い至ることに限界が生じてしまうのは、我々の認識の解像度に原因があったりするわけです。日本で生まれ日本語を話し日本の文化で育った私たちは、事物の捉え方も日本の方法に限定されています。外国の言語を学び、外国人と同じやり方で行動してみることで解像度も増すんじゃないでしょうか。
たとえば中国のセブン-イレブンに深夜に行きますと店員がレジで寝ています。そして、とんかつカレー弁当がめっちゃ美味い。ベトナムのセブン-イレブンでは店員同士が無限に喋ってます。インドネシアのレストランでは警備員がもう一人の警備員に、三角コーンを拡声器にして「ワッ」と驚かせていました。このように、海外へ出て気づく「日本との違い」は、彼ら/私たちが重要視している(解像度の高い)/していない(解像度の低い)ことの不整合だといえるでしょう。こういった気づきは、思考で世界に対する解像度を深めていくためのフックになります。
また、たとえばインドネシアのご飯屋さんも、数ヶ月ほど様々な所に通い続けると、最初は全部同じ味に思えたサンバル(香辛料)の風味の違いなどがわかってくるものです。こっちは習うより慣れろというか、実践を通じて解像度を高める手法ですね。
世界に対する私の存在の仕方を再発見する
私たちは目を使って世界を見ていますが、その目で自分の目を見ることはできません。自分の目を見るには鏡を使う必要があります。普段の生活で気づく他と私の「違い」は常にそういった鏡としても働くのですが、海外に出て行って気づくそうした「違い」は、より大きかったりより根本的だったりします。ま、自分をより知ったところで簡単に変えられるものでもないんですが。でも知らないより知っている方が、あるいは満足な豚より不満足なソクラテスの方が、いいですよね。
私たちを包摂する日本を相対化できる
海外旅行をして文化の違いを知ろう、なんて言うとなんだかめっちゃ安易な感じですね。前項では文化に規定された私の認識・存在のあり方を問う形でしたが、こっちは単純に私が属していたりいなかったりする集団の特性について考えよう、みたいな感じです。例えば、神の存在を前提にして社会を構成している人たちの社会に入ると、オッと思うことが度々あります。文化について検討するのは工夫したらお金になるかもしれません。ビジネスの基本は差のあるところで流れを制御することですから。
出会わなかったであろう人たちと出会うことができる
マイルドヤンキーは半径5km以内で生まれ育ち、子を生して死んでいくみたいです。そういう人たちは日本だけではなく世界中に居て、彼らを訪問すると私たちの生活と関係のない(そして経済的には繋がっている)生活を送っているのだということを身を持って知れます。甲子園に行ったハルヒみたいだ。
世界はあなたに対して開かれている
ある場所で人が生活しているということは、あなたもそこで生きていけるということです(予想のつかないことをしでかす闖入者として予防的に殺されない限りは)。出掛けるのに必要なのは、パスポートと、LCC往復代5万円と、旅行期間中1日当たり3000円の生活費だけです。マルクスは、貨幣は人間関係を切断し再接続すると言いました。まったく、言葉も十分に話せない肌の色も違う初対面の人間でありながら、お金さえ持っていればご飯を食べさせてもらえるだなんて不思議なことですよね。